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腸内環境の悪化の原因

お腹のガスの 90%ほどは飲みこんだ空気などで、それには臭いなどはありません。残りの 10%ほどの悪玉菌が腸内で産生するガスには、強い臭いがついている場合が多いです。

そのため、腸内環境が悪化して悪玉菌が増えると、お腹にガスがたまることが多くなり、お腹の張りやおならの回数増加などの症状が出ます。

お腹の張りは痛みをともないますし、グルグル鳴る音がまわりに聞こえないか心配ですよね。おならの回数が多いことも、職場などで我慢をしなければならずツライものです。

ここでは、腸内環境と悪玉菌の関係、そして悪玉菌が増える原因などを説明します。

腸内環境と悪玉菌

腸内環境というのは、食べ物の消化吸収がきちんとおこなわれる状態であるかということや、排便が定期的にあって便通が良いかどうかなどをあらわすときに使う表現です。

腸内環境が悪くなると、便通が悪くなり便秘になってしまったり、腸内に腐敗物質がたまって肌荒れの一因になったり、おならが臭くなったり、免疫力が低下したりします。

それらに大きく関わっているのが、腸内細菌です。

腸内細菌とは腸にすんでいる細菌のことで、人間のカラダにとって有益かどうかということで分類したときに「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の 3種類があります。

善玉菌は消化吸収を良くしたり、免疫力を上げたり、ぜんどう運動をうながしたりするなど、良い働きをします。日和見菌は善玉菌と悪玉菌の優勢なほうの味方になり、同じような働きをします。

問題は、悪玉菌です。悪玉菌はおもに有害物質を産生して、腸内環境を悪化させます。

悪玉菌がつくる有害物質(ガス)にはアンモニア、アミン、硫化水素、インドール、スカトール、フェノールなどがあり、これらが便秘やおならの悪臭の原因になったり、肌荒れの原因になったりします。

悪玉菌が増えるとぜんどう運動が低下して便秘や下痢になる可能性が上がり、それによって腸内環境がよりいっそう悪化して、よりガスが増えるということにつながります。

お腹のガスを抑えるときには、薬に頼るのも良いのですが、腸内環境を改善するという努力をしないことには、根本的な解決につながらないため、その点には注意が必要です。

悪玉菌が増える原因

悪玉菌が増える原因は「加齢」「ストレス」「生活習慣の乱れ」などです。

赤ちゃんのころは善玉菌のほうが多く良好な状態になっている腸内環境も、加齢とともに悪化していきます。

善玉菌が減り、そのかわりに悪玉菌が増えて、赤ちゃんのころには 99%をしめていた善玉菌が、60歳ごろになるとたったの 1%程度になってしまいます。その分、悪玉菌の数は増えます。

ストレスも大敵です。胃腸の動きをコントロールしているのは、自律神経のひとつ「副交感神経」ですが、副交感神経はストレスによって働きが抑制されます。

副交感神経が下がった状態が続くと、それによって腸のぜんどう運動が低下して、便秘になりやすくなります。腐敗物が腸内に長くとどまることで悪玉菌は増殖し、ガスも多く産生されます。

不規則な食生活、乱れた生活習慣なども、悪玉菌を増殖させる要因です。野菜や果物などをバランスよく食べることで、食物繊維やビタミンを摂ることができ、腸内環境を整えることができます。

食物繊維は特に重要で、便を増やしたりやわらかくしたりすることで便秘解消につなげたり、便と一緒に悪玉菌やその産生した有害物質を排出したりして、腸内環境を改善する作用があります。

ストレスとうまく付き合い、生活習慣を整えること。この 2つが、悪玉菌の増殖を抑えるために重要なポイントなのです。

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